水通しって知っていますか?

生地は洗濯をすると縮んでしまいます。
特に綿や麻などの天然繊維で作られた製品に多く、これはどうしても避けられない現象です。
この現象を軽減する作業が水通しです!!
水通しは、オーダーの加工に入る前に一旦洗いをかけてから作業に入ることを言います

洗いをかけるメリットは、洗うことで生地を収縮させるので、出来上がり後の縮みを軽減する効果があります

水通し作業

弊社ではこの水通し作業をクリーニング屋さんにお願いしています。水通し作業はどんなものなのでしょうか?



生地の柄や色物をわけて、生地同士の摩擦で痛まないように10枚程度に分けて、水洗い→すすぎ→脱水をします。洗い強さは、生地を傷めないように弱洗で優しく洗います。

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大判のプレス機に生地が曲がらないようにセットして、プレスする前に目視で確認後にプレスします。温度は120-125℃でプレスで乾燥します

水通しという言葉を聞きなれないお客様も多いかと思いますが、ぜひ水通しのオプションをご一考くださいませ



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